きょうの新型コロナの死者が300人を超え、今年初めの「第6波」のピーク277人を超えました。
死者は1ヶ月で7倍に増えました。
ところがコロナ重症者の受ける人工呼吸の実施件数は、ほとんど増えていません。すべての感染症の死者を示す超過死亡数も、それほど増えていない。
現場の実感でも、軽症の人がほとんどだということです。
この食い違いの原因は、自治体の出す速報ベースの死者が、他の病気で死んだ人がコロナ陽性だった人を含んでいるのに対して、死亡統計の元になる死亡診断書ベースの死者は、コロナが直接の死因だった人をカウントしているという違いにあるようです。
死亡統計の集計が実態に合わないので、「コロナ死」が過大評価されています。愛知県では、第7波の死者はゼロ。大村知事は死者数の定義見直しを国に要請しました。
超過死亡はプラスマイナスゼロぐらいなのに、普通の肺炎が減った分(速報ベースで)コロナが増える死因の入れ替わりが起こってるんじゃないでしょうか。