金融庁は、日本国民の金融リテラシー向上のためにプロモーション動画を作成して公開しましたが、よりにもよってひろゆき氏との対談をアップしてしまいました。
対談相手は高田英樹・金融庁総合政策局総合政策課長です。
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ひろゆき氏は2022年6月に「2ちゃんねる」をめぐる裁判の賠償金は「30億円くらい」として、その踏み倒しは「全く悪いと思ってない。悪いのは法律」と述べています。
ひろゆき氏、「2ちゃんねる」の賠償金“30億円”踏み倒しは「全く悪いと思ってない。悪いのは法律」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が22日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身が管理していた掲示板「2ちゃんねる」をめぐる裁判について、語る場面があった。
支払わない人から賠償金が取れない問題に対応するため、2020年に「民事執行法」が改正されました。ひろゆき氏のケースのように、払う気がなければ払わずに逃げられたわけですが、その問題に対応するため、この法律改正で「財産開示手続」が強化されるまでになりました。
ひろゆきが賠償金を払った理由(深水英一郎氏寄稿) | おたくま経済新聞
こんにちは、匿名掲示板・2ちゃんねる開設者のひろゆき(西村博之氏)に裁判で勝って賠償金60万2525(ニコニコ)円を取った人です。先日、僕がひろゆきから初めて賠償金をとったとして報道などされたのですが、今回の件を通して「民事執行法」「財産開示手続」の強化のことをもっと知ってもらった方がよいと思って記事を書いてみました。
この経緯があるので、動画について疑問の声が上がっています。
金融庁のリテラシーに疑問の声も。
ひろゆき氏は実際どんなひとなんでしょう。
金融庁は、そもそも法律をどう考えているのか興味深いです。
金融庁の中に疑義を呈する人はいなかったのでしょうか。
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一方、ひろゆき氏は自分と同じ事をしろと若者に薦めています。
政府も老後のことは自己責任でと言っています。自己責任の時代だからこそ、情報源はしっかりと確認しましょう。