「やせたい人は食べなさい」は本当だった

1990年代に「美白の女王」としてテレビに頻繁に登場していた、料理研究家の鈴木その子さん(写真)。そのブレイクのきっかけになったのは「やせたい人は食べなさい」というダイエット本の大ヒットでした。

当時は怪しげなタイトルと奇妙な風貌だけを見て、見向きもしませんでした。でも今年に入ってからの自分自身の食生活の変化から、今更ながら気になって読んでみたくなりました。

アマゾンで調べてみると、1980年に出た120万部のベストセラーを40年ぶりにアップデートした最新版が昨年発売されていました。早速買って読んでみることにしました。

「鈴木その子式 やせたい人は食べなさい」(著者は株式会社SONOKOになっています)

私の食生活は、鈴木その子式とは必ずしも同じではありません。でも白米を積極的に食べることで、ウェイトコントロールを目指しているところは似ています。

米を食べて痩せるというと、一般的には常識はずれの方法と思われてしまいます。

白米を食べるといっても、ただ白米を好きなだけ食べるわけではありません。食生活全体を見直し、ウォーキングとトレーニングを組み合わせるのがポイントです。

ウォーキングは1日平均1万歩を目標にしています。暑い日や寒い日、それに雨の日はあまり歩きたくないものですが、何とか維持しています。

そして、トレーニングに関しては、週一回のパーソナルに加え、先月から自宅でダンベルを使ったトレーニングを追加するようにしました。

自分への備忘録として書いておきますが、今は

  1. ダンベルフライ 左右8㎏×15回 1セット、左右12㎏×10回 3セット
  2. アーノルドプレス 左右10㎏×10回 3セット、左右6㎏×15回 1セット
  3. インクラインカール 左右6㎏×15回 3セット
  4. ワンハンドローイング 12㎏×15回 左右各3セット

の中から、毎日2つを選び交互に繰り返すようにしています。パーソナルトレーニングの前日と当日はこちらのトレーニングはお休みです。

筋トレをした後は、筋肉に栄養を与えることが大切です。タンパク質だけではなく、白米によって糖質も摂取することで筋力をつけ、基礎代謝を上げる。そうすれば、太りにくい体を作ることができるのです。

運動しなければ、筋肉量が落ち、基礎代謝が下がりますから、同じものを食べても太りやすくなります。また、無理なファスティングや、過剰なカロリー制限は、リバウンドしやすくなり逆効果です。

自宅のトレーニングも追加したことで、さらに太りにくい体にして、更に好きなものをもりもり食べて飲めるようにするのが目標です。

リアルな「人体実験」で結果が出るのは楽しいものです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年10月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。