先日、日本維新の会の猪瀬直樹参院議員が、国会で黙食をはじめ学校でのマスク着用ルールのおかしさを指摘し、やめるよう強く訴えた。
猪瀬議員の質問に先立つ、10月14日の世田谷区議会決算特別委員会で、ひえしまも黙食をやめるよう迫った(映像はコチラ)。
しかし、区は国や都の方針には逆らえないので(逆らう意志もないが)、大本の文部科学省の見解を変えなければならない。
しかし、この役所こそ子どもに寄り添う云々と言う割には、感度が著しく鈍いところもなく、ほとんど期待できない。現場からしつこく保護者や子どもが声を上げる他ない、と子を持つ身としては思う。
思い返せば、私の娘も小学校に入学以来、まともに子どもどうしで顔を突き合わせておしゃべりをし、食事をし、心置きなく歌を歌うという、極めて普通だと思われていた日常は送れていない。
その結果、当然のように、子どもたちの心身は蝕まれている。このことは、三浦瑠璃氏も指摘している。
大人たちは夜になれば、酒場でマスクを外し、ツバキを飛ばして談笑しているわけだが、このことと子どもたちの静まり返った学校での給食時間を思い比べて欲しい。
この違いを異常だと思わないならば、どこかが狂っていると断じることが正常だと思う。