私がやっている「満足できるランチ店」の探し方

白米ダイエットを始めてから、朝もお昼もご飯を食べることがほとんどとなりました。

白米ダイエットとは、白米を毎食しっかり食べ、その代わりに脂質を抑えることで、ウェイトコントロール行う方法です。

特にランチは、脂を摂りすぎてしまう肉類を避け、お魚を意識的に食べるようにしています。

そうなると食べるのは、煮魚定食、焼き魚定食、鉄火丼といったメニューになります。

東京都心部には、たくさんのランチのお店が競争していますが、美味しい和食のお店を探すのは簡単ではありません。

定番としているお店も近所にいくつかありますが、新しいお店に入ってみたいと思うこともあります。

そんな時に、お店選びのポイントにしていることがあります。

monzenmachi/iStock

まず、駅の近くや大通りに面した目立つお店ではなく、路地裏やビルの2階にあるような目立たないお店を探します。立地の悪いお店の方が家賃が安く、同じ価格でもその分良い材料を仕入れている可能性が高いからです。

そのような、あまり人が集まらない場所であるにもかかわらず、行列ができているようなお店であれば、「価値>価格」の可能性が高いといえます。

また、メニューのバリエーションがなるべく少ないこともポイントです。お肉からお魚、麺類まで揃っているようなお店より、鉄火丼だけというような、シンプルで潔いメニューの店の方が、メニュに自信を持っていると思うからです。また、材料の廃棄ロスも小さく、おいしい可能性が高くなります。

そして価格も重要です。東京の都心部では1000円以下でおいしいお魚を食べるのは、ほぼ不可能です。

1000円から1500円位の価格レンジが、品質と価格のバランスが良いというのが経験値です。もちろんもっと高い価格を出せば美味しく食べられる高級店はいくらでもあります。しかし毎日気軽に食べることはできません。

800円の定食と1200円の定食のお店があったら後者を選ぶようにしています。

こんな風にしてお店を探しても、必ずしも満足できる訳ではありません。たから、気に入って通いつめるお店というのは、数店に限られています。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年12月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。