27日の米株式市場でテスラの株価が11.4%も急落しました。この1年で失った時価総額は、約8000億ドル(106兆円)で、トヨタの時価総額の3倍になるとも言われています。
ハイテク株は下げましたが、とくにテスラの下げは大きいものでした。
なかなか見られない下落幅だといわれています。
その前の時価総額が驚異的過ぎたという見方もあります。
ツイッターにかまけ過ぎたのではという指摘もあります。また、マスク氏のツイッター買収がテスラのイメージに悪影響を与えているという分析も。
サプライチェーンの機能不全により、上海のテスラ工場は断続的に操業停止に陥っています。これも経営に大きな打撃となっています。
11月までの世界販売台数でトヨタは1位となっていますが、来年はどうなるのでしょうか。
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それでも、テスラの価値は確定しているという指摘もあります。中国では、BYDの販売台数が3倍以上の伸びを示して、テスラのそれを圧倒しています。
今年はテスラも含めさまざまなバブルがはじけたという指摘もあります。
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マスク氏は、2030年までにフォルクスワーゲンとトヨタを合わせた台数に匹敵する年間2000万台の自動車を販売するという言っていますが、投資家はもはや信じていないのかもしれません。