東京新聞の社説<社説>年のはじめに考える 「平和外交」を立て直すが議論や憶測を呼んでいます。
防衛3文書などについて「国民の命と暮らしを守るための安保戦略が周辺国との緊張を高め、逆に日本国民の命と暮らしを危険にさらすことになれば本末転倒だ」といういつもの論調です。しかし、この文章の中で、
戦争とは政治の延長線上にあると指摘したのは、プロイセンの軍事学者クラウゼビッツです。長年読み継がれる「戦争論」の慧眼(けいがん)に学べば、軍事的衝突は政治・外交の失敗にほかなりません。
という独自の解釈に、クラウゼビッツの「戦争論」を読んだことのある人や、少なくとも内容を知っている人たちの頭の中では「???」「解釈が真逆なのでは?」となってしまい、怒りを通り越して呆れられてしまいました。
東京新聞の他の記事も大丈夫なのでしょうか。
そもそも解釈がおかしいです。
解釈がおかしいどころが真逆です。
素直に読めばこうなります。
東京新聞は、以前から読解力の低下を憂慮する記事を出してきましたが、社内でも切実な何かがあったのかもしれません。
読解力といえば、「AI vs.教科書が読めない子どもたち」が思い出されます。新聞記者はAIに置き換えられてしまうのでしょうか。