東京新聞の望月衣塑子記者が「勝てない中国との戦争に絶対加わるべきでない」という動画をTikTokに投稿して、大炎上しています。いつもの炎上マーケティングの定石といえばそれまでですが・・・。
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「勝てない戦争だから降伏しろ」という論旨に疑義を唱える声が圧倒的に多いです。
えっ、「勝てない」ってなに? 最近のCSISの机上演習では日米台は中国に勝ってますけど。ウクライナの戦争以降、反戦平和側だと思ってた人が「勝てないから降伏しろ」と言い出すケースが多いと感じるけれど、まさか新聞記者がなぁ… https://t.co/pCPhgYW4F5
— JSF (@rockfish31) January 17, 2023
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は、中国が2026年に台湾に侵攻すると想定した図上演習を行った結果、中国が「失敗する」と結論付けています。「中国に勝てない」という前提を日本人に刷り込んでどうするつもりなのでしょうか。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は、中国が2026年に台湾に侵攻すると想定した図上演習を行った結果、中国が「失敗する」と結論付けました。ただ、中国と台湾だけでなく、米国、日本にも多くの死傷者や損失が発生するのは避けられないということです。 https://t.co/pMyLq9l1C7
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 10, 2023
このような基本的な分析も読んでいない、もしくは意図的に無視しているのではということも多く指摘されています。
CSISのレポートでは、「中国の台湾侵攻は失敗する可能性が高い」というデータがあります。
当然、日米台が多くの犠牲によってであり、その為にも集団安全保障・抑止力を高めなければなりません。「勝てない中国との戦争に絶対加わるべきでない」とかCSISのレポートの分析が一切できていません。 https://t.co/QO2WTSbHEy
— KAITO (@kaito_442) January 17, 2023
論理的にもおかしいことを言っているという指摘も。美顔フィルターで画像を加工しすぎている時点で、発言も加工しすぎている可能性が高いと思われます。
「勝てない戦争がー」か真なら「勝ってもー」を併記する必要は無いんですよね。つまり、この人は嘘を付いている。 https://t.co/SbQql5w2pw
— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) January 16, 2023
なぜ東京新聞などのメディア関係者は、極端な2択問題にするのかという重要な指摘もあります。
軍事費も生活費もどちらも大事で、どっちかはいらない2言論ほど恐ろしいものはないし、ジャーナリストがこの様な2言論をしている時点でメディアはホントに信用してはならない。
大事なのは優先順位。 https://t.co/H7ZoB3LWzC
— ハレとケ (@hare_ke_) January 17, 2023
これが東京・中日新聞の本音のようです。
これがホンネ。実に分かりやすい↓ https://t.co/9Bi7w8gNKQ
— 長谷川幸洋 (@hasegawa24) January 17, 2023
ウクライナにも戦うなと言うのでしょうか。台湾も見捨てるのでしょうか。
それに、「どうせ勝てないのだから中国と戦うな」と仰るなら、ウクライナに「どうせ勝てないのだからロシアと戦うな」と宣うのでしょうか。
日々の生活を守るのも国防。一方で、確かに国防のために生活が疎かになってもいけません。
「どっちか」ではなく「どっちも」を志向するべき。 https://t.co/gzPa5TLFGu— 堀口 英利 | Horiguchi Hidetoshi (@Hidetoshi_H_) January 17, 2023
東京新聞に限らず、最初から日本を守る気がないのは気になります。
BS番組で「もしも日本がミサイルで攻撃されたらどうするか」との質問に、「そういう事態を起こさないことこそ政治の責任」とお答えした。
「戦争の準備をすれば戦争の確率は高まる。平和を望むなら平和の準備をすべき」という加藤周一さんの言葉を思い出す。ここにこそ真実があると思う。— 志位和夫 (@shiikazuo) January 11, 2023
中国が上陸してきたら、東京新聞は人民日報の傘下に入れるのでしょうか。
勝てない戦争には参加せず、中国が上陸してきたら、東京新聞は降伏して人民日報の傘下に入るのか。 https://t.co/YbCJpApOiD
— 池田信夫 (@ikedanob) January 17, 2023
日本が侵略されたら得をする人っているんですかねえ。まさかそんなことはないですよねえ。