働く女性の敵は高齢の女性
NHKの毎月の世論調査、いつもウオッチしていますが1月に発表されたもので驚く結果がありました。
子ども予算倍増議論に最も反対なのは高齢の女性
男性の70代以上の2倍も反対。高齢男性はむしろ反対が少ない。女性は高齢になるほど反対が多くなり70代以上の女性は全年代で突出しています。
この世代は
年金を支払った額の6.4倍ももらっている。若い世代は2.3倍しかもらえないのに、その3倍ももらっているわけだ。テレビで「こんなに年金が少ないなら払ったお金を返して欲しい」という婆さんがいたが、680万円しか払っていないのに4400万円も現役世代から搾り取った社会保険料で貰っているわけで、まったくそのシステムを理解していないわけ。返して欲しいなら返したいと国も思っている。
システムを理解していないから、子育て層の負担感もわからない。だから平気で反対できるのだと思います。
知識の無さが特徴的な日本の高齢女性層
前にも紹介したが
原発再稼働の論議に反対なのも高齢の特に女性
新型コロナの扱いを変えるべきじゃ無いも高齢者。そして女性
防衛費増やすの反対も高齢者、そして女性(4月)
高齢女性はどうしてこんな回答ばかりするの
私思うに、以下の理由があると思うのです。
・社会経験がないため視野が非常に狭い
専業主婦の経験しかない人が多いため、社会の実情を知らず、かつテレビしか見ないために視野が非常に狭い。
・社会常識の欠如
年金制度の仕組みを理解しているのは高齢女性が一番低く、半分は分かっていない。
1954年の大学進学率は、男子13.3 %、女子はたったの4.6 %。つまり70代なら大卒は25人に1人くらいしかいない。だからいまだに「女に教育は必要ない」とか平気でいう。
もちろんこの時代は大学に行きたくてもいけなかった女性も多いが、コレを見て思うのは「社会に出て働くのって本当に必要だよね」ってことです。問題はこの世代の投票率が高いためにここにおもねる政治家が多すぎることです。
維新の音喜多君との対談のYouTubeを公開しました。尊厳死について政治家が触れると一発で猛攻撃だそうです・・・
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年1月17日の記事より転載させていただきました。