コロナ禍を経たこの2年間で、アメリカでは低賃金でスキルの低い時間給労働者の賃金が上昇しています。リモートワーク、脱グローバル化、技術の停滞などによって、高技能労働者の優位性が失われ始めている可能性があるそうです。
ただし、この傾向が続くのか一過性のものなのか、予断を許さないようです。
■
グローバリゼーションが逆回転を始めたのかもと期待する声も。
AIやDXは、ホワイトカラーにこそ向いています。
アメリカでは、ホワイトカラーの企業でレイオフが増えているそうです。
熟練労働者、高額所得者にとって、リモートワークには、給与水準を犠牲にしても欲しい快適さがあるので、賃金を押し下げる要因になるようです。
一方、日本ではハンコマン以外はどの時代でも人手不足になる傾向があります。
GPTはすごすぎます。ホワイトカラーの仕事はなくなってしまうのでしょうか。
日本こそ、ホワイトカラーは過当競争へ。
われわれは人生とはなにかを考えたほうがいい時期に差し掛かっているのかもしれません。
それにしても、やっぱり現場って大事ですね。
新卒一括採用から定年に至るまで、ホワイトカラーに関する人事制度は昭和の頃からほとんど変わっていませんでしたが、その方程式は急激すぎる少子化で崩れつつあります。日本で定年制の廃止や解雇規制の緩和の議論が俎上に載せられる日はくるのでしょうか。(職場ごとにはすでに載せられていると思いますが)