食品宅配のオイシックス・ラ・大地は藤田和芳会長が22日で辞任したと発表しました。藤田会長がXで、東京電力は福島第1原発の「放射能汚染水」という風評被害を流したことや今までの投稿もネット上で大きな批判を浴び、ようやく会社側が動きました。会社側が3月末までの停職処分を決めましたが、藤田会長が辞任を申し出たとのことです。
オイシックス会長「放射能汚染水」発言で不買騒ぎ
オイシックス・ラ・大地会長の藤田和芳さんが「東電が福島第一原発の放射能汚染水を放出し始めた」と非難して、話題になっています。
藤田さんは元中核派。学生運動が終わってからも有機野菜の会社をつくり、オイシックスに吸収されま...
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オイシックスの経営についても大きな疑問符が投げかけられました。
オイシックス藤田会長の不適切投稿は福島の処理水に関係するものだけではありません。
オイシックスの取締役たちは見て見ぬふりをしてきました。会社は頬かむりでしょうか。
マスメディアがなかなか動かないなか、ネットが世論を動かしました。
農業ジャーナリストの浅川芳裕同氏が藤田社長の発言への対応について、会社に取材しています。(以下は一部の引用)
Q:農家の皆さんは御社による風評加害問題に真摯に向き合う一方、当事者である御社は会長のデマ発言を野放しにしてきたのでは?
▶過去に藤田には複数回にわたり、指摘をしてきた経緯があります。Q:今後についてですが、会社として、会長の農業デマ発信にどう対処しますか?
▶藤田のXでの発言について、今までとは違う厳しい運用方法にしていくつもりではいます。
風評被害を撒き散らたことに対する会長・社長による謝罪は行われるのでしょうか。
https://twitter.com/valuefp/status/1760732094760931790
上場企業としてしっかりと総括してほしいものです。