イェール大学の助教授なのに、なぜか日本のテレビに毎日登場する成田悠輔さんですが、とうとうNYタイムズの1面に登場しました。でも話題は学問的業績ではありません。
自動翻訳だとこんな感じ。
イェール大学の経済学助教授である成田悠輔氏は、急速に進む高齢化社会の重荷にどう対処するかという問題に取り組んできた。「唯一の解決策はかなり明確だと思います」と、2021年後半のあるオンラインニュース番組で彼は語った。
「結局は高齢者の集団自決、集団切腹ではないか」
彼は米国の学界でもほとんど知られていないが、彼の極端な立場は、経済発展が長老政治社会によって妨げられていると信じている欲求不満の若者の間で、日本のソーシャルメディアで何十万人ものフォロワーを獲得するのに役立ちました。[…]
経済科学でノーベル賞を受賞し、マサチューセッツ工科大学で成田博士の指導教官の一人だったジョシュ・アングリストは、彼の元学生は「風変わりなユーモアのセンス」を持つ「才能のある学者」であると語った。
「私は、ユースケが学者として非常に有望なキャリアを続けることを望んでいます」とアングリスト博士は言いました。「ですから、彼のようなケースで私の主な懸念は、彼が他のことに気を取られていることです。それはちょっと残念です」
成田さんを「新自由主義」と呼んで攻撃していた左翼のみなさんは大喜び。
成田さんは「集団自決」や「切腹」や「姥捨山」という話をくり返していました。本人は高齢化社会への皮肉のつもりだったのかもしれないが…
書いたのは日本への誤解を世界に拡散する記事で知られる東京支局長のモトコ・リッチ。
日経テレ東大学の打ち切りとも関係あるのかも。
元はといえば、この討論で池戸万作を論破したことから、MMTに2021年の発言をほじくり出されたのが原因。古い話とはいえ、何度もくり返していたので、冗談ではすまない。
本人もそろそろマスコミからは引退するようです。
若いうちにマスコミにちやほやされて勘違いしたのは、昔の浅田彰さんを思い出します。彼もあちこちのマスコミに出たあげく、学問的業績ゼロで京大を追い出されました。追い出したのは、成田さんの師匠だった青木昌彦。これを機に、成田さんも学問に専念してください。