米国のジョセフ・バイデン大統領が秘密裏にウクライナの首都キ―ウを訪問していたことが発覚しました。
ウクライナ戦争が開戦してから一年を間近に控えた訪問はバイデン政権がウクライナへの支援を継続するという意思表示であり、ロシアや中国を含めた現状変更国に米国が屈しないというメッセージを伝える意味合いがあります。
今回の訪問は安全上の理由から慎重に計画されており、報道関係者への事前発表はありませんでした。バイデン氏は撃墜の恐れから飛行機での移動ではなく、鉄道での移動によりポーランド国境から数時間かけてウクライナに電撃訪問したようです。
ウクライナ訪問を前に情報がダダ洩れだった岸田政権とは大違いです。
バイデン氏が訪問を準備している間にロシアは核による恫喝を強めています。
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数日前に、ハリス副大統領は米国がロシアが「人道に対する罪」を犯したと公式に認定したと公言しており、ロシアに対して妥協の余地を見せない構えを示しています。
日本人としては近衛文麿が出した「国民政府を相手とせず」声明を彷彿とさせる断定的な言いようです。
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21日にロシアのウラジミール・プーチン大統領は年次報告演説を予定しています。バイデン氏の訪問に対してどうのような反応を見せるのか要注目です。