星条旗新聞の報道によると、日本人3人を死傷させたアルコニス受刑者を米国に引き渡す約束を林外相がしたとするマイク・リー議員の批判に対し、日本の外務省が「虚偽で不適切」だと反論していたそうです。
“日本の外務省は、米国の上院議員が、日本に収監されている海軍将校を移送する約束を日本側が反故にしたと主張したことは虚偽であり不適切であると述べた。”
リー氏は外務省の見解を掲載した星条旗新聞を批判し、林外相との間でアルコニス氏を引き渡す同意がなされたと強調しました。
リー氏は上院の議場で林氏が約束を破ったと発言しています。
リッジ・アルコニス氏は米国海軍人で、現在日本で服役中です。彼は日本人を死傷させる運転事故を起こしたことで、2021年10月に過失致死罪で禁固3年の実刑判決を言い渡されました。
判決が出た直後に米国の共和党議員を中心にアルコニス氏が受けた判決の見直しを求める声があがっていました。
もし林外相が日本人に公表せずに受刑者を本国に引き渡すことに合意したのであれば、大問題です。
リー議員の発言が虚偽であると自信があるなら外務省は静かにではなく、大々的に反論するべきではないでしょうか？
外務省 Wikipediaより