他の都市にはない京都の魅力

短期間ですが、京都に旅行をしてきました。今まで何度も出かけている京都ですが、旅行者としてよりも、住人として暮らしてみるのも良いかもしれないと感じました。

東京以外に住んでみたい街として、今までは福岡を考えていました。福岡も生活しやすそうで、東京からのアクセスも良く、魅力ある街です。

しかし、京都には福岡にはない魅力があります。

まず、何といっても、街自体が文化財のような古い建造物に囲まれ、歩いているだけで、なんだか豊かな気分になってきます。通りがかりの路地裏に思わず写真を撮りたくなるような風景が広がったりして、気分が上がります。毎日の生活でこのような環境が味わえるのは、最高です。

豊かな食文化も魅力です。福岡にも素晴らしい飲食店がたくさん揃っていますが、京都はそれ以上のクオリティーがあります。

また京都も東京に比べると飲食店の価格は2割程度安いのではないかと実感しています。にもかかわらず、東京からわざわざ出かけたいと思うお店がこれだけたくさんあるのは、他にはない京都だけの魅力です。東京にはない地元の名店も数多く揃っています。

京都はよそ者には、冷たい街と言われていますが、一度住んでいるのも良いかもしれないと思い始めました。

問題は、不動産価格です。京都に物件を購入しようとすれば、東京と遜色のない価格になっています。賃貸物件は、良いものが少なく、居住環境を確保できるかどうか検討が必要です。

完全に移住をするわけではなく、東京との2拠点生活も面白いと思っています。次回出かけるときには、観光をするだけではなく、居住用の不動産に関しても調べてみるつもりです。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年3月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。