25日、三軒茶屋で行われた、世田谷区長選候補予定者の内藤ゆうやさんの事務所開き、そして自民・維新合同街宣に参加。あいにくの雨模様だったが、会場は熱気ムンムン。
自民党から国会、都議会、区議会の各議員が出席し、維新からは音喜多政調会長が挨拶に立った。
なんと、会場には公明党世田谷区議団の佐藤ひろと幹事長、岡本のぶ子副議長の姿が! 内藤さんについては、自民・維新が推薦決定をしていたものの、公明党の動向が注目されていた。ここで、マイクを握った佐藤幹事長が支援を表明。街宣でも同党の高久則男都議が内藤応援の熱弁を振るった。
ようやく、世田谷区長選は自公維という保守・中道連合か、共産党を核とする、立民・生活者ネットという革新・リベラル連合か、という構図が固まった。さらに、無所属系議員の動きがポイントだが、世田谷行革110番をはじめ、内藤支持を決める議員が、日を追うごとに増えていることを考えると、区議会の大勢は、これまでの保坂区長の働きぶりを評価していないと言える。
保坂区長はと言えば、私ひえしまに完膚なきまでに、「世田谷モデル」の失敗を追及されたのにも関わらず、未だにこんなことを言っている。お友達の児玉名誉教授のそのデータとやらを区民に公表し、他のまともな専門家の評価を受けるべきだ。
だいたい、「世田谷モデル」について、これまでに何度言っても説明責任を果たさず、選挙前になって、再び区民を欺くとは言語道断である。こうした振る舞いが、多くの議員、区民の信頼を損ねていることにいい加減、気づくべきだ。
一事が万事、こういうことなのだ。お仲間だけで盛り上がるパフォーマンス政治。ちなみに、この共産党の名前入りタスキは公選法違反である。もはや、“世田谷チェンジ”は必定だ。