米報道によると、ニューヨーク州の大陪審がドナルド・トランプ前大統領を起訴することを決めました。
米国大統領経験者が起訴されるのは前代未聞の事件です。
トランプ氏が不倫相手に支払った口止め料が選挙法に抵触するという疑いから、今回の起訴に至りました。
しかし、この法的根拠で有罪にされた前例がないことから、反トランプのニューヨーク・タイムズでさえも起訴したところで有罪にできる保証は無いとしています。
共和党内でトランプ氏に次ぐ有力候補となっているデサンティスフロリダ州知事は即座に擁護に回りました。
起訴に至る前からトランプ氏が不当に追求されているとして、共和党内で同氏の支持が上昇する現象が起こっています。先日、トランプ氏の党内の支持率は5割を超えているとの世論調査も出ていました。
起訴されたことに対し、トランプ氏は「史上最高レベルの政治的迫害であり選挙妨害である」としています。
トランプが声明で反応: “これは史上最高レベルの政治的迫害であり選挙妨害である”
NY州以外でもトランプ氏は起訴される可能性が出ています。
2024年大統領選は82歳の後期高齢者の大統領と、何度も起訴されている前大統領同士の対決となりそうです。