東京に自宅は必要なのか?

奥飛騨・富山・金沢・京都の旅から東京に戻りました。前半は不動産視察のスタディツアー、後半はワイン仲間とのグルメツアー。仕事と遊びの境界線が、よくわからない楽しい毎日でした。

来週はまた山陰に出かける予定があり、来月・再来月もすでにいくつかの国内旅行の予定が入っています。海外についても、資産設計実践会のスタディツアーだけでも、エジプト、フィリピン、そしてカザフスタン・ドバイなどスケジュールが目白押しです。

毎月数回は東京を離れるのが当たり前になってきました。

このようなライフスタイルが加速すると、今後更に東京にいることが少なくなります。

そうなると都心に高い家賃を払って住み続ける意味があるのか?疑問に思えてきます。

かといって、移動時間を考えれば、家賃の安い東京の郊外に引っ越すメリットはありません。東京にいる時だけ借りられるような住居の確保の方法は無いかと、あれこれ考えています。

例えば、日比谷にある帝国ホテルでは、サービスアパートメントを提供しています。

こちらは1か月単位にならないと価格は安いとは言えませんから、私が求めている内容にはマッチしませんが、付帯するサービスはなかなか魅力的です。

より少ない日数で対応してもらえるよな類似のサービスが見つかれば、利用する選択肢もありだと思います。

現在の住居は、元々オフィスとしての利用を考えていたのでやや手狭です。そこで、購入して来年完成する晴海フラッグに引っ越すことを考えていました。しかし、駐車場やBRTによるアクセス問題など、いくつかの不安があり、果たして引っ越しすべきか悩んでいます。

多拠点を動き回る生活パターンが加速すればするほど、自分の東京の拠点を、どこにどのように確保したら良いかの悩みが深まりそうです。

yaophotograph/istock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年4月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。