テレビ朝日の玉川徹氏が「羽鳥慎一モーニングショー」に本格的に復帰しました。
安倍晋三元首相の国葬について、「僕は演出側の人間。テレビのディレクターをやってきましたから。そういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように」「当然これ、電通が入ってますからね」と事実に基づかない発言をし、その後「事実ではありませんでした」と認めて謹慎していました。
しかし、10月に謹慎からしれっと”不定期の”コメンテーターとして復帰したあと、この4月から、同局「羽鳥慎一モーニングショー」に”本格復帰”しました。
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羽鳥慎一氏に「玉川さんが今日から冒頭から出演となりますのでよろしくお願いいたします」と紹介された玉川氏は、「この半年間、原点に立ち返り取材を続けてまいりました。今後も取材というインプットを大切にして、放送というアウトプットを続けていきたいと思ってます。ひるまず怠らず務めてまいりたいと思います。皆さん、よろしくお願いします」と述べました。
うやむやのままの復帰を訝しむ声も聞かれます。
専門性や取材力ではなく、視聴率のとれるコメンテーターを起用し続ける民放の構造的な問題だけが残りました。
テレ朝としては、背に腹は変えられない状況なのかもしれません。
昨年の10月19日に謝罪翌日からすぐに「復帰」していたので、驚くことではありませんが。
異次元の解釈をする人もいるものです。
「電通発言」よりも罪深い報道が多くなされています。いよいよ電気代は無視できない金額になりますが、頬かむりでしょう。
コロナ報道でも社会を混乱させていました。
コロナ禍での発言の是非も問われないまま、無責任な発言は続いていきます。