奈良県知事選挙は、日本維新の会公認で新人の山下真氏(54)が当選を確実にしました。大阪府以外の知事選で維新公認の候補が当選するのは初めてのことになります。
徳島と並んで奈良も自民党内での支持が割れる「保守分裂」の選挙となりました。日本維新の会の候補や共産党の推薦候補が参入し、激しい選挙戦となりました。5期目を目指した現職の荒井正吾氏は国民民主党の県組織と自民県議の一部が支持し、平木省氏が自民党の県組織推薦・立憲民主党の県組織支持を受けていました。
自由民主党奈良県支部連合会の会長の責任も問われます。
4年に一度の統一地方選挙の開票が進んでいます。4月9日には、9か所の道府県の知事選挙と、6か所の政令指定都市の市長選挙、41か所の道府県議会議員選挙と、17か所の政令指定都市の市議会議員選挙の投票が行われました。