フランスのエマニュエル・マクロン大統領が「(欧州は)自分たちとは関係のない世界の混乱や危機に巻き込まれるべきではない」と発言し、それが台湾を事実上見捨てる発言だと受け止められ、批判が殺到しています。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は社説でマクロン氏の失言が「失態」であると痛烈に批判しています。
エマニュエル・マクロンは、米国がロシアの侵略に対してヨーロッパの救援に乗り出すことを望んでいるが、太平洋における中国の侵略に対しては中立を誓っているようだ。
マクロン氏に距離を置かれた台湾は一応フォローしたそうですが、台湾侵攻を模索する中国に宥和的な発言には警戒感を強めているはずです。
また、マクロン氏は米中に追随しないと発言する一方、訪中した際に中国との経済依存を深める合意をしています。
やはり経済が世界を動かす?
https://twitter.com/kouhei1005mon/status/1644097745643511808?s=20
訪台を計画しているフランス議員団はマクロン氏の失言で梯子を外されました。
遠く離れたアジアの出来事にヨーロッパ人が関心を持っているという前提がそもそも間違いだったのかもしれません。実際のところ、マクロン氏はヨーロッパ人の意見を代弁している?