“ノートルダム・ド・パリ:工事の最中に” 工事と職業の館(パリ4区)

2019年4月15日に火災にあった、パリのノートルダム大聖堂。2024年末の完成を目指し、絶賛再建中。

その工事の様子やノートルダムの歴史を振り返る展覧会がスタート。

“ノートルダム・ド・パリ:工事の最中に” 工事と職業の館。

修復の様子や、火災時に33mから落下してなんとか生き残った天使の彫像などが展示。8個あった鐘は、2個が完全に壊れた(鐘にはそれぞれ名前がついているのですって。カジモドが揺らした鐘はどれだったのかしら?)。

毎日、現場で500人、フランス全国で(大工や石工など)1000人が、パリジャンの心である大聖堂復活のために従事しているのだそう。

再建状況を見せるとともに、大聖堂建築に関わる職人仕事の啓蒙にも繋げている、興味深い展覧会。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年3月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。