不動産経済研究所によると、3月に売り出された東京23区の新築マンションの平均価格は2億1750万円となり、初めて2億円を超えました。東京都港区で超高額物件が発売されたことで平均価格が押し上げ、前年同月比2.7倍という急騰となりました。
また、首都圏の平均価格も1億4360万円と1億円を超えてしまいました。
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もうだめだという声がそこかしこから聞こえてきます。
実需ではないのではと疑う声も。
湾岸のタワマンは実需だという指摘も。
https://twitter.com/Tokyo_of_Tokyo/status/1610783361907425280
世帯年収が2000万円以上ある人たちがメイン購買層だとか。
このままでは東京の市民は東京に住めなくなるのでしょうか。
なんだか昨年の新築価格がお手頃価格に見えてきてしまいます。
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一方で、平成30年住宅・土地統計調査の結果、空き家数は848万9千戸と過去最多を更新しつづけています。これは全国の住宅の13.6%を占めています。(現時点での最新の調査が平成30年になります)
この二極化が現代日本を物語ります。東京のマンションは地方を養分にこれからも成長していくのかもしれません。