2040年問題とは、17年後の2040年に増え続ける高齢者人口がピークに達するという問題です。またこの年は1971~1974年の第二次ベビーブームに生まれた団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者になる年でもあります。
働き手の不足が約1,100万人に達する一方で、地方と東京の格差はさらに広がっているようです。
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活力ゼロな完全“老人天国社会”が実現しているのかもしれません。
それに伴い、社会保障費も2040年には190兆円くらいに伸びていくようです。
高齢者向けの生活保護費も現在と比べて激増します。
医療・介護産業が主力産業になるのはちょっと夢がありませんね。仕方ないですが。
しかし、少子高齢化で団塊ジュニア世代を支える世代が見当たりません。
未婚男の過半数は40歳以上の未婚おっさんで占められ、非婚化どころか無婚化がさらに進むそうです。
夫婦と子という家族世帯は2割まで減少します。標準世帯(夫婦と子供2人によって構成されている世帯の形態)は標準どころかかなりレアになりますね。
電気代の高騰は改善されているのでしょうか。
太陽光発電バブルは去りつつありますが、その後始末は2040年ごろからが本番になります。
そのための措置はほとんどなされていません。
それでも希望は持っていたいものです。