梅村みずほ議員がウィシュマさん事件の質疑巡り参院法務委員から更迭

梅村みずほ議員は、スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんの入管施設での死亡の原因を巡る質疑で、批判が相次いでいました。これを受けて、日本維新の会の藤田文武幹事長は、梅村議員を参院法務委員から更迭すると発表しました。

梅村議員は、16日の参院法務委で、ウィシュマさんが「ハンガーストライキによる体調悪化で亡くなったのかもしれない」などと発言し、支援者や遺族、他党が撤回を求めて維新に抗議をしていました。

■

当然ながら、他党からはここぞとばかりに批判の声が上がっています。

遺族側弁護団も会見を開いています。

日本維新の会の政調会長はお詫び。

しかし、「ハンストで亡くなっていなかったと断定できる事実はありますか？」や「詐病の可能性」を質問しただけのようです。

この議論は、支援団体の支援者による助言がポイントのようです。ウィシュマさんの帰国意思が変化した経緯を解明することは今後も必要ですが･･･。

死の２日前に診察した精神科医の診断には、「支援者」から「病気になれば、仮釈放してもらえる」と言われた時期から、なんらかの異変があったとの記述もあるようです。

一方、梅村議員のスタンドプレーを訝しむ声も。

日本維新の会の組織としての対応はどうなるのでしょうか。