政府は岸田文雄首相の長男である翔太郎・首相秘書官(政務担当)が6月1日付で辞職することを発表しました。首相公邸内で親族と記念写真を撮るなど、首相秘書官らしからぬ不適切な行動が批判されたためとみられます。後任に山本高義元首相秘書官を充てる人事とのことです。
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就任当初からなにかやってくれそうと期待されていましたが、その期待に見事に応えるかたちとなりました。
荒井秘書官はオフレコの失言だけで更迭されていたので、身内に甘いと批判されていました。
退職する日付にも疑問の声があがっています。
翔太郎氏を通じてテレビ局の女性記者に情報が漏れたり、外遊で観光をしていたなどと批判が出ていましたが、今回の文春砲が決定打となりました。
翔太郎氏の情報管理を心配する声もあがっていました。
そもそも親族中の親族を首相秘書官に任命したことが誤りだったという指摘も。
この人事に解散総選挙の環境を整えているとの見立てがあります。
翔太郎氏がこの困難に打ち勝つ日は来るのでしょうか。