北朝鮮が弾道ミサイル「衛星」発射を表明:浜田防衛大臣が「破壊措置命令」

政府は、北朝鮮から「人工衛星」という名前の弾道ミサイルを発射する表明が29日朝にあったことを明らかにしました。

北朝鮮は、今月31日から6月11日までの間に、黄海・東シナ海・ルソン島の東方向に発射するとしていています。これを受けて、浜田防衛大臣は自衛隊に対し、迎撃できるようにするための「破壊措置命令」を出しました。

火星18の打ち上げを視察する金正恩朝鮮労働党総書記 北朝鮮HPより

飛翔経路上の住民や航空機船舶の安全確保を図る必要があります。

日本政府は黄海、東シナ海、ルソン島の東に設定された区域にミサイルの破片などが落下する可能性があるとして付近を航行する船舶に注意を呼び掛けています。

経路からすると、今回は3段式で新たな仕様のものが投入されるのではという分析も。

威嚇以上のものにならないように、万が一どの国にも落ちないようにかなり経路に気を使っているようですが・・・。

国内では陰謀論に惑わされないようにという指摘も。

浜田防衛相は、東シナ海に配備されるイージス艦と沖縄県に配備されているPAC3などの自衛隊の部隊に対して、「破壊措置命令」を出しました。