セブンイレブンと疎遠になってしまった訳

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私が良く利用するチェーン店の御三家と言えばかつては「セブン、スタバ、吉野家」でした。スタバは相変わらずヘビーローテーションしていますが、最近の新御三家は「ローソン、スタバ、大戸屋」に変わっています。

セブンイレブンの利用が減ったのは、ライフスタイルが変わったことが最大の理由です。

まず、セブン銀行のATMを使って、SBI新生銀行から現金を引き出すことが無くなりました。恐らくもう1年以上は利用していないと思います。キャッシュレスが進んだことでお金をおろすためにコンビニに行くということが無くなったのです。

また、税金の支払いもコンビニの店頭だけではなくクレジットカード納税ができるようになった地方自治体が増えて、わざわざ出かける必要が無くなりました。

もう1つのライフスタイルの変化は、食生活です。

以前実践していた「緩い糖質制限ダイエット」では、セブンイレブンでミックスナッツや豚しゃぶサラダのような総菜を頻繁に購入していました。

ところが「白米ダイエット」に変節して、糖質を摂取して脂質を抑える食事方法に切り替えると、ナッツを買うことは無くなりました。またコンビニの総菜ではなく、朝食におにぎりを買うことが増えました。

残念ながら、おにぎりの味はセブンイレブンよりもローソンが好みです。という訳で、セブンイレブンの利用頻度が減ってしまったのです。

白米ダイエットになって利用が増えたのが、赤坂駅にある「おにぎり こんが」や赤坂見附駅の「大戸屋」です。朝ごはんはこんが、ランチは大戸屋というパターンです。大好物でランチによく食べていた吉野家の牛丼も、脂質が高いので食べないように我慢しています。

かつては、コンビニの中でも別格の存在だったセブンイレブンですが、以前の輝きが失せてきたように感じるのは、私のライフスタイルが変わったからだけでしょうか。

3年前のブログに書いたように、セブンイレブン自身も変わってしまったこともあるのでしょうか?


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年6月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。