スマホに代用されるような技術のデジタル化が進み、また、電気自動車(EV)等によるグリーン化も推進されています。いずれもレアメタルという鉱物資源が大量に必要になるが、そのサプライチェーンにおいて人権上の懸念が生じることがあります。コンゴではバッテリー材料のコバルトや金などの生産において、児童労働や紛争資金源となるといった課題が指摘されています。
その現状と今後の見通しについて、東京大学未来ビジョンセンターの華井和代専任講師に杉山大志研究主幹がお話を伺いました。(2023年5月31日収録)
【出演】
華井 和代 東京大学未来ビジョンセンター 専任講師
著書「私的京都議定書始末記」(2014年10月国際環境経済研究所)、「地球温暖化交渉の真実―国益をかけた経済戦争―」(2015年9月中央公論新社)「精神論抜きの地球温暖化対策-パリ協定とその後-」(2016年10月エネルギーフォーラム社)、「トランプリスク-米国第一主義と地球温暖化-」(2017年10月エネルギーフォーラム社)
杉山 大志
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹
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地球温暖化問題に関する科学的知見および環境影響評価の現状を調査し、安全保障・経済とのバランスのとれた温暖化対策の在り方を考える、杉山大志氏のYouTubeチャンネル「キヤノングローバル戦略研究所_杉山大志」。チャンネル登録をお願いいたします。