「糖質」か「脂質」かのどちらかにしなさい

関西の旅行から帰ってきて、久しぶりに体重計に乗ってみると、出発前より3.5キロも増えていました。

旅行中は、朝から飲むことも多く、いつもよりお酒の量も増えます。また、朝からしっかり朝食を食べて、食事の量も多くなります。体重が増える事は想定していましたが、ここまでは想定外でした。

その1番の原因は、もしかしたら京都ラーメンではないかと思っています。

普段はラーメンをあまり食べないのですが、今回旅行中に第一旭(写真)、ますたにといった京都の有名店に入り、ビールを飲みながらラーメンを完食してしまいました。

京都ラーメンは、クセになる中毒性の強い食べ物です。豚骨が入っているようですが、あまり臭みがなく、つるっと食べられてしまうのです。

ラーメンの問題は、麺が糖質で、スープに脂質が入っていることです。

ウェイトを維持するためには、糖質か脂質のどちらかをコントロールする必要があります。ラーメンを食べると、その両方を過剰摂取することになってしまうのです。

私は以前は糖質をコントロールする「糖質制限」を行っていましたが、今は白米を食べながら脂質を抑える「白米ダイエット」を実践しています。どちらもウエイトコントロールに効果的ですが、筋トレとの相性や続けやすいという点で白米ダイエットが向いていると感じています。

旅行で油断して、白米ダイエットではなく「小麦と脂の共演」という罠に陥ってしまいました。

東京に戻って、早速白米ダイエットの食生活パターンに戻してみました。果たしてどのぐらいで出かける前の体重に戻るのでしょうか。

「糖質」か「脂質」かのどちらを取るか?と聞かれれば、私は間違えなく糖質と答えます。

たまにはラーメンも良いのかもしれませんが、ビールを飲みながらラーメンを食べるような「チートデイ」は、せめて月に一回位にしたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年6月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。