米ギャラップ社が毎年行っている「グローバル職場環境調査」によると「仕事への熱意や職場への愛着を示す社員」の割合が日本は5%にとどまったそうです。
日本で「仕事満足度」を感じる従業員の割合はとても少ないようです。
世界平均は23%と調査開始以来の最高水準となっており、日本と世界は好対照の結果となりました。
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しかし、毎年出されるこの指標には疑問が投げかけられています。
社員が仕事に満足しない責任は経営トップだけのせいなのでしょうか?
ただし、日本人はそろそろマネジメントというものを本気で考えたほうがよいのかもしれません。年功だけで管理職ができるようになると思っているふしがあります。
やる気のあればいいわけではないという主張も。
日本の雇用慣行的にこうなってしまうのは仕方がないという諦観も見られます。
正当な評価がなければ熱意など持ちようがないという指摘も見られます。
日本の雇用慣行は20年前から「見直し」だけは繰り返していますが何も変わりません。
終身雇用はだいぶ薄まってきているとは言われていますが・・・。
「最近の流行りもの」を後生大事に取っておくこともないのかもしれません。
たしかに、日経新聞には熱意ある社員が何%いるのか気になるところです。