国際的対立が深まる中、米国は中国に対して極めて厳しい半導体輸出規制を制定し、日本にも協力を求めています。この規制により、中国の半導体産業は甚大な影響を受けることが予想されます。
グローバリゼーションの動きが逆回転を始め、経済安全保障が重視されてデカップリングが進む中、日本の半導体産業政策はいかにあるべきでしょうか。微細加工研究所 湯之上隆 所長のご講演の後、キヤノングローバル戦略研究所 杉山大志研究主幹がお話を伺います。
【出演】
湯之上 隆(ゆのがみ たかし)工学博士 微細加工研究所 所長
京都大学 原子核工学修士課程を卒業後、日立製作所、エルピーダメモリ、半導体先端テクノロジーズにて16年半、半導体の微細加工技術開発に従事。日立を退職後、微細加工研究所の所長としてコンサルタントおよび新聞・雑誌記事の執筆を行う。
【微細加工研究所 公式HP】http://yunogami.net/
【著書】『日本「半導体」敗戦』(光文社)、『電機半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北』(文春新書)
杉山 大志
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹
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地球温暖化問題に関する科学的知見および環境影響評価の現状を調査し、安全保障・経済とのバランスのとれた温暖化対策の在り方を考える、杉山大志氏のYouTubeチャンネル「キヤノングローバル戦略研究所_杉山大志」。チャンネル登録をお願いいたします。