中国が日本からの水産物を全量検査し、事実上の輸入禁止に踏み切りました。これは福島第一原発の処理水の海洋放出に反発するものですが、処理水はまだ放出されていません。
これは中国に対する半導体製造装置の輸出厳格化への対抗措置ともいわれています。
大阪の中国領事館も外務省報道官の見解をツイートし、コミュニティノートがつけられました。
中国の日本料理店には、壊滅的な打撃です。
政府は「強い懸念」を伝えましたが、なんか弱腰です。
「日本も全量検査で報復しろ」という強硬論も出ています。
処理水の話は単なる言いがかりで、半導体のデカップリングに対する報復の意味が強いようですが、これは筋違いです。中国政府もいうように、貿易問題を政治化すると、ろくな結果になりません。