楽天グループが10日、2023年1〜6月期の連結決算を発表しました。最終的な損益が1399億円の赤字となりました。赤字幅は縮小していますが、携帯電話事業の業績をどう改善させるかが課題となっています。対照的に旅行予約やネット通販「楽天市場」などのECサービスは好調でした。
一方で、日本郵政の2023年4〜6月期の連結最終損益は85億円の赤字となりました。資本提携をしている楽天グループ株の評価損約850億円を特別損失として計上したことが主因です。
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楽天モバイル、サービス立ち上げの中心人物タレック・アミン氏は直前に退任。退任理由は「家庭の事情」。
この退任の影響はどのように出てくるのでしょうか。
オンライン決済「楽天ペイ」事業とポイント事業をクレジットカード子会社「楽天カード」に集約させるそうです。
グループ全体への楽天モバイルの影響は大きいです。
楽天モバイルは黒字化に向け楽天市場の出店者にも契約を依頼していました。
しかし、三木谷社長はまだ諦めていません。
これからの3年間で約9000億円といわれる社債の償還も予定されています。
楽天経済圏はどうなるのでしょうか?
三木谷浩史会長兼社長が語った次の一手が注目されます。