全世界興行収入で10億ドルを突破する大ヒット映画「バービー」ですが、11日に日本で公開されました。
本作は公開前に公式アカウントが原爆と「バービー」を掛け合わせた画像を拡散したことにより、悪い意味で注目されていました。長崎への原爆投下から78年を迎えた日の二日後に公開されてしまいました。
しかし、主にアメリカでは大成功を収めているバービーですが、日本ではスタートダッシュに失敗しています。
ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)という日本人にとっては馴染みのない概念が詰め込まれている映画であることが、「バービー」が日本で盛り上がりに欠けている理由でしょうか?
ポリコレ映画であるならば、日本人に対しても配慮を示して欲しかったです。
国によっても映画「バービー」への反応は大きく違います。なぜか中国では好評みたいです。
しかし、中東では伝統的価値観に脅威を与える可能性を懸念して上映禁止を決めている国も存在します。劇中ではLGBTなどの多様性を肯定する描写、役者が家父長制(日本語字幕では男性社会)を否定するセリフを発する場面などが多数見られます。
「バービー・ザ・ムービー」について知っておくべきことは、むやみに “家父長制 “という言葉が10回以上使われているということだ。
バービー人形が日本に起源があることはあまり知られていないことです。
バービーには秘密がある。彼女はオール・アメリカン・ガールでありながら、実は日本製なのだ。英語で語られることのなかった日本人衣装デザイナー宮塚文子のストーリーを、最新のピュア・インベンション・ニュースレターでお読みください!
一方、大ヒット中のアメリカでは政治的分断を助長させているみたいです。
映画「バービー」はアメリカ人向けで、日本人の嗜好には合わない映画かもしれません。