東京地検特捜部の家宅捜索を受けた日本風力開発は、当初は「秋本議員に渡した3000万円は賄賂ではない」と主張していましたが、一転して賄賂と認めました。
4年前にも秋本議員に3000万円を渡し、少なくとも合計6000万円の賄賂を渡したようです。
しかし日風開の弁護士は「会社を守るために検察の方針を受け入れる」と発表。
「賄賂ではない証拠がある」と胸を張っていた大鶴基成弁護士(元東京地検特捜部長)は辞任してしまいました。
ところがなぜか野党はおとなしい。
日風開といえば、業界では「京大を買収して役員や社員を派遣し、プロパガンダをやってきた」として有名でした。
秋本議員の逮捕は確実ですが、これは入口にすぎない。焦点は検察の追及がどこまで行くかです。再エネ議連のメンバーには大物議員の名前も上がり、「総理経験者がエネ庁の長官を呼びつけてどなり上げた」などの噂も飛びかっています。これはリクルート事件以来の大疑獄事件になりそうです。