政府は東京電力福島第一原発の処理水の海洋への放出を24日にも始める方向で最終調整に入りました。
政府は22日午前の関係閣僚会議で決定をします。
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処理水の海洋への放出にようやく決着がつきました。
科学的には何ら問題はないのですが・・・。
トリチウムは水素の一種(三重水素)で自然に発生しています。水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、自然界にふつうに存在する放射性物質です。
そんなトリチウムですが、ALPSから放出されるトリチウムは他国と比べてわずかです。
放出への安全性はIAEAからもお墨付きをもらっています。
しかし科学ではなく、お気持ちの問題になってしまっています。
また処理水を問題にすることが、外交カードとされてしまっています。
全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長らは反対の意見を表明しています。
立憲民主党をはじめとする一部野党はどうしたいのでしょうか。
マスメディアも何をしたいのでしょうか。
NHKですら科学的な知見から報じません。
これでは水素も危ないということになってしまいます。
日本人の言う科学立国とは幻想だったのでしょうか。