こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
処理水 早ければ24日にも放出開始で最終調整 岸田首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230821/k10014169561000.html
国際機関のIAEAからも安全性について「適合」との判断をもらった原発処理水、いよいよ放出に向けて具体的な日程が発表されました。
時間がかかりすぎたという点はあれど、菅義偉前総理が決断し、岸田内閣に引き継がれて実施されるこの方針は科学的根拠に基づいた適切なものであり、支持をします。
福島県産の農産物に慎重なスタンスを取っている台湾も、今回の対応にはきちんと理解を示しており、「反対する諸外国」というのは韓国内の一部左派や、戦略的行動をしている覇権国家・中国などわずかにすぎないのが実情です。
■
もちろん漁民の方を中心に、不安を覚える方の気持ちは理解できます。人間は心で動きますから、出来得る限りそこに寄り添うことも重要です。
一方で、お気持ちだけで意思決定を先延ばしにすることはできませんし、すべての人が100%事前に納得するということはありません。
逆にここまで海洋放出に二の足を踏んできてからこそ「危険だからこそ放出できないのだ」というネガティブ・キャンペーンに利用されてきた面も否めないところです。
ここから大事なのは、一度決めたスケジュールはぶらさずに進むこと。
そして官公庁をあげて福島県産の食材を使い、風評被害を防ぐために関係者全員が本気の姿勢を見せて、情報発信を強化していくことです。
「ふくしまプライド」
https://fukushima-pride.com/
「ふくしま市場」
https://fukushima-ichiba.com/
「楽天 福島の魚」
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E7%A6%8F%E5%B3%B6/100236/
「Ⅰ&U」
https://iandu.shop-pro.jp/
私も早速、通販サイトなどを活用して購入します!
なお、維新は風評被害対策と責任分担のため、大阪湾など他の地域で少量でも処理水を受け入れることを主張していたことを付言しておきます。
■
一方で、いまだになんでも反対の野党は非科学的な根拠でキャンペーンを続ける姿勢を崩していません。
今回の件で政府の足を引っ張ることは、風評被害を助長し長引かせることに繋がるだけです。いまだに「汚染水」などというレッテルを貼るのは論外でしょう。
TPPや秘密保護法でも見られた光景ですが、彼らが「反対のための反対」をしてきたイシューについて、その後に彼らの懸念が的中したことはなく、時が経てば次の話題に飛びついていきました。
私はそのような態度こそ無責任なものだと感じています。ここは毅然と進むこと、それが何よりの風評被害対策。
あくまで是々非々の姿勢ながら、今回は首相の覚悟を支持し、できる支援をしていくものです。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年8月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。