リアルなコミュニケーションから生まれる「化学反応」

昨日は東京赤坂で「マネーフェスティバル2023」が開催されました。会場とオンラインで500名の参加。会場のVIP席の参加者は懇親会にも出席することができました。

私を含め、4人の登壇者は、それぞれの専門分野を持っています。

千葉修司さん(写真右)は、運の大切さと雲 運を良くするために何をすべきかについて語ってくれました。

石田和靖さん(写真右から2番目)は、中東情勢から、世界経済の構造変化について、メディアには出ない斬新な視点を提供してくれました。

鳥居祐一さん(写真左)は、人脈づくりの具体的方法をアメリカでの体験を踏まえて教えてくれました。

そして私からは、これからの経済構造の変化と日本の個人投資家がやるべき資産運用の具体的方法をお話ししました。

持ち時間が限られており、話し足りないという登壇者がほとんどでしたが、参加された方の満足度は極めて高く、何より登壇したメンバーが楽しんでいたのが印象的でした。

私も楽しいメンバーと時間を忘れて語り合うことができ、充実した一日になりました。

スケジュールの都合や東京に来られない事情がある場合、仕方ないとは思いますが、このようなイベントではリアルで会場参加することに、さらに大きな価値があると思います。

懇親会では、お会いしたことのない様々な方との新しい出会いもあり、登壇者それぞれが連れてきた参加者同士がコミュニケーションすることにより、新たな人間関係が構築されていました。

登壇者の講演を受け身になって聞くだけではなく、そこに集まってくるモチベーションの高い人たちと触れ合うことにより、さらにイベントの価値を高めることができます。

そして、学んだことをインプットするだけではなく、具体的な行動にアウトプットしなければ、変化はありません。「お勉強」する人ではなく、「実践」する人になることが大切です。

コロナ禍が終わって、このようなイベントが開催できるのは本当に喜ばしいことです。参加者の評判が極めて良かったので、今後も定期的にこのようなイベント開催していこうと思います。

kazuma seki/iStock 


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年9月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。