全国の医療機関に支払われた昨年度(令和4年度)の医療費は、およそ46兆円にのぼり、2年連続で過去最高を更新しました。
コロナ関連の支出が増えたことと、それ以上に団塊の世代が2022年に後期高齢者になり始めて75歳以上の医療費全体を押し上げたとのことです。
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医療・社会保障は大事ですが、そろそろ本当に考え直すべきではないでしょうか。
主な病名が新型コロナと診断された人の医療費は推計でおよそ8600億円で、前年度の2倍近くに増えてしまいました。
ただし、コロナ以外の死亡も増えています。
絶対額もすごいですが、対GDP比で見るとその上昇率は尋常ではありません。
国民平均で40万も医療費を使っていることになるそうです。
2025年には団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となります。
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予防も個人のQOLは高めますが、予防では医療費の抑制にはならないようです。
日本の医療は老化を病気扱いすることに成功しました。日本人の死生観が問い直されているのかもしれません。