病気になっても、お金の心配をしなくて良い「仕組み」作りを

Nuthawut Somsuk/iStock

先月エジプトから帰国して以来、風邪をひいたような症状が続いて、なかなか治らない状態でした。

私は、体調を崩しても病院にはなかなか行かず、薬もあまり飲みたくないタイプです。風邪をひいても、栄養のある食事と充分な睡眠で何とか自力で治そうとしてしまいます。

しかし、今回は少し状況が違いました。咳がいつまで経っても治まらず、今週さらに症状が悪化したので、もしかして変な病気では無いのかと心配になり、念のため病院に行きました。

診察の結果は意外なことに喘息でした。何らかのきっかけで肺に炎症らしきものが発生しているようです。

私は、子供の頃小児喘息だったのですが、小学校になる頃には完治し、その後症状が出る事はありませんでした。

今回は、何らかの感染症になってしまい、その後遺症なのかもしれません(コロナには感染しておりません)。

咳が止まらなくなると、人前で話ができなくなります。セミナーや講演の仕事が多い私の場合、体調不良でキャンセルになれば収入の減少につながります。

そんな時、やはりありがたいのは、お金がお金を稼いでくれる「不労所得」です。

国内の不動産は円の家賃収入を、海外の不動産は外貨の家賃収入を毎月稼いでくれます。

もちろん、既に満室なわけではなく、空室リスクや設備の交換などのコストがかかることもあります。

しかし、長期にわたって安定した収入をもたらしてくれる資産は不動産しかありません。株式のように一喜一憂しなくてよく、長期保有が前提なので売買タイミングを考える必要もありません。

また、借り入れを使うことで、自己資本以上の資産構築が出来るのも不動産のメリットです。

病気になって健康の心配はあっても、経済的な心配が全くないのは、不動産による資産運用のおかげです。

私のような自営業者ではない会社勤務であっても状況は同じです。長期で仕事ができなくなれば、いずれ会社を去らなければいけません。

そんな「まさか」事態になる前に、準備をしっかり行っておくべきです。

不動産投資は、高いリターンを狙うのではなく、失敗しにくい方法で堅実に行うことが重要です。

私が不動産投資を始めたのは50歳の時で、それまではお金を借りたことは一度もありませんでした。そんな私が実践してきた方法を9月18日のセミナーでもお話ししたいと思います。

これからのお金の不安を何とか解決したいと思っている方の参加をお待ちしています。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年9月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。