日本維新の会副代表を務める鈴木宗男参議院議員がロシアを訪問しました。日本の国会議員による訪露はロシアによる本格的なウクライナ侵攻後初めてとなります。
鈴木氏が所属する日本維新の会は同氏がルールを破り海外渡航したとして、処分を検討しています。
鈴木氏の訪露により、ウクライナを支援する西側の連携が乱れてしまうことを危惧する声も。
なぜ今になって訪露したかは謎に包まれています。
維新は党OBである丸山穂高氏や橋下徹氏への対応で一部からロシアに甘い政党であると見られています。鈴木氏の処遇はそのイメージを払拭するきっかけとなるのでしょうか?
鈴木氏は子供を含む1400以上のウクライナ住民が殺害されたとされる「ブチャの虐殺」が作り話であると示唆していました。その他にもロシアの公式見解をなぞる発言を繰り返しています。
鈴木氏がそもそも日本維新の会副代表であることはあまり知られていないみたいです。
鈴木氏は議員外交を通じて、北方領土にまつわる問題の解決を試みたつもりでしょうが、一議員がどうこうできるものではありません。
国会のルールを破るという意味ではガーシー元参議院議員と鈴木氏は同類なのでは?