7日朝、パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエルに向けて大量のロケット弾が発射されたうえに、武装組織メンバーがイスラエル内に侵入しました。
パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」による大規模な攻撃でこれまでにイスラエル側で200人以上が死亡したと言われています。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「これは戦争だ」述べ、一方でガザ地区を実効支配するハマスの軍事部門のトップは「偉大な戦いの日」だと応じ、収拾がつかない事態とっています。
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一方のイスラエルの報復で、パレスチナ人200人が死亡したとハマス側は発表しています。
近年まれにみるかなり激しい攻撃となっているようです。
ハマス側はイスラエル人を人質にとっています。
対してイスラエルは本格的な軍事行動を準備しています。
今回の攻撃にネタニヤフ首相も冷静さを失っているのかもしれません。
ハマスは追い込まれており、“瀬戸際外交”が続いていました。
背後にイランがいるという指摘も。
これからの時代は紛争や軍事行動が拡散されていくのかもしれません。
パレスチナはイスラエルによって抑圧されてきましたが、パレスチナを代表するハマスの暴走も抑えなくてはなりません。しかし、双方の冷静な対処は難しいと思われます。