BS‐TBSで放送された「報道1930」に、ジャーナリストの重信メイ氏がパレスチナ問題の専門家として出演しました。重信メイ氏の母親は重信房子氏で、同氏は1972年5月にイスラエルの首都・テルアビブのベン・グリオン国際空港空港で銃を乱射し多数の民間人を殺害した日本赤軍の最高幹部でした。
イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は記者会見で「これは何だ?」「50年前にイスラエル人を暗殺した犯人の娘が日本のテレビでコメンテーターをしていた。」「これはひどい。こんなのを見てしまって本当に残念」「殺人者とテロリストの家族に発言の場を与えるのを許すべきではない」と抑えられない憤りの言葉を述べました。
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テロリズムを肯定したと捉えられかねない発言や、テレビ局側がその発言に反論しなかったことに疑義が唱えられています。
TBSはふたたび死んだのでしょうか。
1972年5月、テルアビブ空港で重信メイ氏の母親である重信房子氏が最高幹部である日本赤軍の3名が銃を乱射して26名のイスラエルの民間人を殺害しています。
それ以外のメディアの対応も異常だという指摘も見られます。
今後は同番組への風当たりは強まるのでしょうか。
テロリストの子供というだけで批判するべきではないという意見もありましたが、重信メイ氏のコメントにも偏向がありました。
母親の思想の影響はかなり色濃く引き継いでいるようです。
TBSの経営陣の思惑はどこにあるのでしょうか。日本赤軍に思い入れがあるのか、なにも考えていないだけなのか。
スポンサーも気が気でないと思われます。それともなんにも考えていないのでしょうか。
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日本赤軍という過去の負の歴史が、日本人のパレスチナ問題への係わり方を屈折したものにしてしまっています。