「若返って見える」ためにやっていること

数年ぶりにお会いした方から「前より若返って見える」と言われました。しかし、数年前の自分の写真を見ると、明らかに今の方が年齢を重ねていることがわかります。

すべての人間は、老化に抗(あらが)うことはできません。

「若返って見える」のではなく、私が他の人に比べ見た目の老化のスピードが少しだけ遅いからだと思います。それが、同世代の人から見ると、相対的に若返ってるように錯覚されているだけなのです。

見た目の老化のスピードを遅らせるためには、食事、運動、メンタルの3つがポイントになると思います。

私は、食事を白米中心に切り替えてから、顔色が良くなったと言われるようになりました。

また、悪い脂質を摂取しないように心がけ、魚介類を中心にタンパク質を多めに食べるように意識しています。

と書いてはいるものの、時には唐揚げやラーメンを食べたり、絶対に食べてはいけないソーセージやベーコンに手を出してしまうこともあります。

運動は、ウォーキングと筋トレです。

過激な有酸素運動は避けて、1日平均10,000歩を毎月支持するようにスマホで管理。歩数が足りない時は、自宅周辺を散歩して歩数を稼ぎます。

筋トレは、週に1回ジムに通い、それ以外は自宅のダンベルとベンチを使って補っています。筋肉量を増やすことで、基礎代謝を増やし、背中を鍛えると見た目も若く見せることができます。

そして、何より重要なのはストレスを溜めないことです。嫌なことを強制されたり、極度に強いプレッシャーを受けたりすると、メンタルダメージから老化が進む気がします。

好きなことを好きなだけやれるだけの時間と経済力が必須です。

また、睡眠の質と量を確保することもストレス解消に重要です。

周囲にいる同世代の人たちを見ていると、年齢を重ねることに「見た目の格差」が広がっていることを感じます。

これからも老化のスピードをできるだけ緩やかにして、生きていければと思っています。

kieferpix/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。