イスラエルのエリヤフ・エルサレム問題・遺産相がパレスチナ自治区ガザ地区への「原子爆弾の投下が一つの選択肢」とラジオ番組で発言し、批判を浴びています。
イスラエルが核保有国であることは公然の秘密ですが、問題発言をした閣僚はそれを知らなかったのでしょうか?
問題発言をした閣僚は罷免されずに、閣議への出席停止という穏便な処分で済まされています。
イスラエル政府関係者が公に核保有を認めるのは前代未聞です。
イスラエルが核兵器を持っていることを公式に認めたのは、これが初めてではないか?彼らは “意図的な曖昧さ “をポリシーとしているのではないのか?
現ネタニヤフ政権はイスラエル史上最も右翼的な政権だと言われています。ネタニヤフ氏がエリヤフ氏を罷免できなかったことは、いかに同氏が政権維持のために極右勢力に依存しているかを象徴する出来事です。
核廃絶がライフワークである日本の岸田首相ですが、イスラエル閣僚の原爆投下を肯定する発言には大きな反応を示していません。岸田首相の核廃絶に対する思いが問われます。