文科省が教員不足対策のイベントに5億円:迷走を続ける採用活動

深刻な教員不足が続いています。文科省が今年度の補正予算案に教員の成り手を確保するための事業として、およそ5億円を盛り込むとのことですが、その使い道に疑問符が投げかけられています。

補正予算案には、教職に興味がある人や教員免許を持っていても教職に就いていない人を対象に、全国で行われる教員の魅力を発信するイベントなどが盛り込まれているとのことです。

現場をわかっていない人が面接官をやっているという指摘も・・・

ちがう、そこじゃないんだ・・・という声が多く聞かれます。

https://twitter.com/nbk_jb/status/1720318518049284162

むしろ文科省の強い意志が感じられるという指摘も。

来年度はさらに教員不足状態になる恐れがあります。

教員採用試験の倍率は低下の一途で正規の教員の確保すらままならなくなってきました。

倍率が下がっても教員の質が担保されていればいいのですが・・・。

都内公立小の教員、140人欠員 春から60人増え「努力しても…」 朝日新聞

都内公立小の教員、140人欠員 春から60人増え「努力しても…」:朝日新聞デジタル
 全国的に教員不足が問題となっているなか、東京都内の公立小学校(1270校)では夏休み明けの9月1日時点で、約140人の欠員が生じていることが26日、分かった。都議会代表質問で、都側が白石民男氏(共産…

先輩たちは政治活動には熱心に取り組みましあtが後輩たちの処遇改善にはあまり関心がなかったのかもしれません。

https://twitter.com/MUG27082015/status/1718194690321940848

教員採用以前に教育実習制度も機能不全を起こしています。

教育現場は、そして日本の将来はどこへ向かうのでしょうか。