深刻な教員不足が続いています。文科省が今年度の補正予算案に教員の成り手を確保するための事業として、およそ5億円を盛り込むとのことですが、その使い道に疑問符が投げかけられています。
【深刻】「教員不足対策」に5億円の補正予算を盛り込む方針 政府https://t.co/gqkh9KG56t
教職に興味がある人や教員免許を持っている人を対象としたイベントのほか、これから教職に就く人向けの事前研修、民間企業で働く教員免許保有者が期限付きで教員として働けるようにすることを盛り込んでいる。 pic.twitter.com/1hJwTBQhvJ
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 2, 2023
補正予算案には、教職に興味がある人や教員免許を持っていても教職に就いていない人を対象に、全国で行われる教員の魅力を発信するイベントなどが盛り込まれているとのことです。
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ちがう、そこじゃないんだ・・・という声が多く聞かれます。
文科省は教員を増やそうとやりがいPRに必死ですが、日本の学校に足りないのはやりがいではなく「責任の分離」。そのための法を作るのが政治。5億ばら撒いてないで仕事してくれ
※「学校現場のための教育紛争対策ガイドブックより引用 pic.twitter.com/QJetmFW0BJ
— エイ小学校 (@zikatu1) November 6, 2023
むしろ文科省の強い意志が感じられるという指摘も。
絶対に教員の待遇は改善させないという強い意志が感じられる。
足りないのなら、待遇をよくして給料を上げるべきで、それをやらないなら本気ではない https://t.co/T4x20byeK2— あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 (@kikumaco) November 3, 2023
来年度はさらに教員不足状態になる恐れがあります。
文科省&国
「深刻な教員不足なので対策します!!」
↓
「やりがいをPRします!」
「秋に追加募集をします!」
「免許がなくても教員にします!」
「教員採用試験日程を前倒しします!」
「退職した教員に戻ってきてもらいます!」
「中高生対象の教職セミナーを開催します!」… pic.twitter.com/HRPQdaCTM9— 新田 龍 (@nittaryo) November 4, 2023
教員採用試験の倍率は低下の一途で正規の教員の確保すらままならなくなってきました。
倍率が下がっても教員の質が担保されていればいいのですが・・・。
都内公立小の教員、140人欠員 春から60人増え「努力しても…」 朝日新聞
先輩たちは政治活動には熱心に取り組みましあtが後輩たちの処遇改善にはあまり関心がなかったのかもしれません。
教員採用以前に教育実習制度も機能不全を起こしています。
25歳の女性、県立高の教育実習で教員から暴言・暴力を受け「今でもつらい」と県を提訴…抑うつ状態で働けずhttps://t.co/LAE69mupaj#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) November 6, 2023
教育現場は、そして日本の将来はどこへ向かうのでしょうか。