政府は神田憲次財務副大臣を更迭する意向を固めました。神田副大臣は、自身が代表取締役を務める会社の土地や建物にかかる税金の滞納により4度の差し押さえを受けていたなど、不適切な行為を指摘されていました。神田副大臣はきょう辞表を提出しましたが、岸田首相による事実上の更迭となりました。
今国会での政務三役交代は、文部科学政務官だった山田太郎議員と、法務副大臣だった柿沢未途議員につづき、なんと3人目になります。
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なぜ辞めさせないのかという問の声が大きくなっていました。
神田財務副大臣は自分から辞任はしない意向を示していました。
https://twitter.com/2010ameame/status/1722570784210895226
財務副大臣の続投は不可能で即刻更迭しなければならないところなのに、岸田首相の対応は遅すぎました。
国会議員で税理士の同氏が税金を滞納して4回の差し押さえを受けているだけでも衝撃でしたが、探れば探るほど疑惑が出てくる状況になっていました。
副大臣失格どころではなくなっていました。
忙しくて税滞納してしまったという言い訳が納税者からの怒りを買っています。
https://twitter.com/yosinotennin/status/1723149445188239584
野党もここぞとばかりに攻め立てています。
https://twitter.com/renho_sha/status/1722569114991128754
政府もあたりまえのことがあたりまえにできなくなってきました。大臣の人材は払底してしまったのでしょうか。