ハンガリーの少子化対策は国が傾くくらい力を入れているのに思ったように成果を上げていないことが話題になっています。
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このような「異次元の少子化対策」が功を奏したのか、日本以下だった出生率が一瞬V字回復し2020年には1.56まで上昇しましたが、それ以降思ったような改善は見られていないようです。
しかも、この「異次元の少子化対策」は深刻な副作用を伴いました。
日本以下だった出生率がV字回復した…ハンガリーの「異次元の少子化対策」がもたらした"深刻な副作用" 子育て支援が、子育て世代を苦しめている
深刻な日本の少子高齢化であるが、コロナショックを受けてそれが一段と促されてしまった。厚労省が今月発表した2022年の人口動態統計(概数)によると、出生数は77万747人で、初めて80万人を下回った。合計特殊出…
少子化対策に伴う出費は膨らみ続けるため、効果が不透明な少子化対策のツケを将来世代に押し付けていいのかといいった大問題が立ち現れました。
少子化対策「ハンガリーモデル」、格差拡大の批判も
【ブダペストAFP=時事】ハンガリーの若手実業家ジュパン・イシュトバンさん(35)は、首都ブダペスト中心部の託児所に3人の子どもの末子、アンナちゃんを送り届けた。≪写真は、ハンガリー・ブダペストで、保育施設に娘を連れて行くジュパン・イシュトバンさん≫
ジュパンさん一家は、保守派のオルバン・ビクトル首相の下で導入され...
- 住宅価格は5年で2倍に跳ね上がって住宅ローン金利も上昇している。
- すでに結婚している女性を優遇するのでそれ以外の人との不公平感がある。
- 貧困層はもともと排除されている。
- 財政的に問題があり結局は将来世代へのツケとなる。
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これだけ異次元な少子化対策でもハンガリーは長期的には少子化に歯止めがかかっていません。
正確には、周囲の対策をやらなかった国と差はなく、これだけやっても何も出生率に影響が見られなかったということのようです。
しかも、オルバン政権の方針は先進国には触れない闇があるようです。
これだけ問題含みのハンガリーの政策を絶賛する人もいます。
われわれは出生率が上向けば国が滅んでもいいと思っているのでしょうか。