アメリカはこれまで莫大な額の支援をウクライナに投じてきました。しかし、議会の抵抗により、その支援が完全停止してしまう可能性が出てきています。
バイデン政権はウクライナ支援に必要な資金が年内に枯渇することを発表し、議会に追加支援の要請をしています。
あれほどバイデン氏はウクライナが「必要な限り」支援すると言っていましたが、公約が未達成になってしまうかもしれません。
野党共和党はウクライナへの追加支援の条件に国境警備の強化を求めています。
しかし、トランプ前大統領の強硬な国境管理政策を批判してきたバイデン大統領は簡単には譲歩することができません。
ウクライナ支援に積極的だった共和党議員も、反ウクライナ支援に転向しています。共和党支持者からの突き上げが強くなっていることを示します。
https://twitter.com/militaryov/status/1731777717555851589
アメリカはロシアの能力を過小評価し、ウクライナを 過大評価していました。アメリカのウクライナ支援は戦略的な失敗に終わってしまうのでしょうか?
当初は見捨てないと言っていたウクライナをアメリカは見捨てようとしています。同盟国日本としてはアメリカの姿勢は心強い限りです。